浴室でのヒートショックの対策
これから本格的に寒くなってきましたが、冬のお風呂は寒く、高齢者の方々はヒートショックを気にしなければなりません。
今回はヒートショックを抑制する方法を紹介したいと思います!
ヒートショックとは
ヒートショックとは、温かい場所から寒い場所に移った際に、急激な温度変化が起きてしまうと、血圧が著しく変動し、失神、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こしてしまう現象です。
元気な高齢者の方々が増えてきたことから、ヒートショックを起こしてしまう場合が多くなりましたね。
20代の私ですら冬のお風呂の温度差が辛いものがありますが、一瞬心臓が止まりそうな感覚は誰もが感じたことあると思います。
ヒートショックを防ぐには
ヒートショックは血圧の上下により引き起こされてしまうので、血液がドロドロの状態であれば、血圧が上がったときに血管に血液が溜まって、心筋梗塞などを引き起こしてしまう可能性が高くなるので、血液をサラサラな状態にしておく必要があります。
食生活
血液をサラサラにする一番の方法は食生活を改善することです。
血液をサラサラにする効果がある成分は、ナットウキナーゼ、クエン酸、DHA・EPA、ポリフェノール類、アルギン酸、ビタミンEとCがあります。
ナットウキナーゼ:納豆
ポリフェノール類:赤ワインやブドウ、緑茶、ココア
アルギン酸:コンブやワカメ
ビタミンE:カボチャ、アスパラガス、シュンギク、ニラ、サケ、サバ、ナッツ類、キウイフルーツ
ビタミンC:イチゴ、レモン、オレンジ、キウイフルーツなどの果物類のほか、サツマイモ、ピーマン、コマツナ
上記の食べ物を日ごろから摂取して血液をサラサラな状態に維持しましょう。
入浴時
入浴する前と後で水分を補給するようにしてください。
お風呂に入ると体内の水分が減り、お風呂に入ると汗をかくので血液がドロドロになります。
そうすると、脳梗塞や心筋梗塞が発生しやすくなるので、汗をかいても血液がドロドロにならないように汗をかく分の量(コップ1杯)は最低でも補給しましょう。
また、急に身体を温めるのではなく、ゆっくり温まるようにしましょう。
心臓から遠い、手や足からかけ湯をして、徐々にお湯の温度に慣らしていきます。
そして、お湯の温度を38℃~40℃程度にしておき、心臓に負担をかけないように長湯をしないようにします。
ヒートショックを防ぐためには、部屋間の温度差を無くすことが重要で、暖房器具を利用したり、シャワーで浴室内を温めたり、浴槽のふたを開けておいたりすることで、なるべく浴室と脱衣所との温度差を減らすようにしましょう。
また、浴室の床がタイルの場合は、冷たいタイルに体温を奪われてしまうので、バスマットを敷いて床からの冷気をシャットアウトするようにしてください。
ちなみに、最近寒さ対策にバスマットを買いまして、かなり重宝しています♪
アイリスオーヤマ公式アイリスプラザの通販サイトを利用させていただきました♪
お風呂場のひんやりを解消!ヒートショック対策にオススメのバスマット
ヒートショックはいつ起きても不思議ではないので、高齢者の方や血管に関する持病をお持ちの方は今すぐにでも対策をしておきましょう!